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   2017年 夏の鳥 (7月)

                写真・文:藤岡清子さん
@ ガビチョウ 長さ25p
     

今泉台で春から夏にかけて朝夕よく鳴いて、少しうるさく感じる時もあるが、きれいな声で鳴いていると言う人もいる。
近所の柿の木で気持ちよさそうに鳴いていた。しかし、後ろからウグイスの鳴き声が聞こえて来たら、そちらを振り向いてジート聞いている様子。どんな気持ちなのかなとおかしさを覚えた。
地蔵前の住宅地で撮影。

A ガビチョウの卵 長さ2.5p程 

北鎌倉の知人宅に巣があり、撮影に行くと親鳥が座ってこちらを見ていた。
南天5本の木の間に地上から1mの高さに深めのかご状(ササの葉や枝等)の巣が出来ていた。
驚いたのか飛び出したすきに様子を見させてもらったら、美しいブルーをした卵であった。ガビチョウの姿からは考えられない様な色をしていた。
後日 家の人が2日間留守をしたところ跡形もなく空っぽになっていたそうである。何かにのまれたのかもしれないと想像をしていた。
北鎌倉駅付近住宅地で撮影。

B オオヨシキリ 夏鳥 
         長さ18〜19p


金井遊水地の葦原で「ギョッギョッギョッ、ケッケッケッ、ギョギョシギョギョシ、ケシケシケシ」と大騒ぎをしている様な鳴き声。まさに夏が来たという感じだった。
平地、山地の河川敷や湖沼畔、湿地の葦原に生息。夜も良くさえずる。下嘴の基部は橙褐色で口中は橙色をしている。
金井遊水地で撮影。

C カルガモ ヒナ逹

6月の柏尾川でカルガモのヒナ達(二番子)。
春に既に孵化した(一番子)達は数多くしっかり成長して親鳥に近い大きさになっていた。
この写真はまだ幼い姿のヒナであるが顔には親同様の2本の黒線が入っている。3羽がかたまって愛くるしい姿を見せてくれていた。
柏尾川で撮影。

D アマサギ 夏鳥  長さ51p

6月に茅ヶ崎里山公園を訪ねた。公園を少し下った方向に小出川が流れている。その付近の田圃で農作業の機械を動かしていた。
その後から、7羽のアマサギが餌を探しまわっていた。
頭から胸にかけて橙色をしているのは夏羽である。全体に白っぽいのは冬羽であるがもうすっかり夏羽に変わっていることでしょう。
白いサギ類の中では小さい。
茅ヶ崎小出川付近で撮影。

E ホオアカ メス。 長さ16p

九州以北は留鳥 または漂鳥 
6月の初め奥日光へ行き、戦場ヶ原まで4時間、探鳥し撮影をした時にホオアカのメスが目立った枝に止まっていた。
名前の様に頬は赤茶色である。メスなので胸の帯が細く色が薄い。
鳴き声は声量がない。地鳴きは「ピチッ」とシメににている。
戦場ヶ原で撮影。

F サシバ  ♂47p ♀51p

九州から本州に夏鳥、南西諸島は冬鳥 
翼は薄く感じられ、下面は光って白っぽく見える。帆翔時は翼を平行に保つ。
翼指は5枚。
5月の末に栃木県のサシバの里、市貝という所へサシバの子育てを観察に行ったところ、巣のあり場所は一般公開をしていなかった。地域全体でサシバを大切に保護している様子。
我々の頭上をサシバの親鳥が餌をくわえて飛んで行く方向は木々の沢山ある森であった。
栃木県サシバの里で撮影。

G オオアカゲラ ♂ 長さ28p 

ヒヨドリくらい。留鳥 
頭の上まで真っ赤なのでオスである。メスは頭上は黒い。
6月に訪れた戦場ヶ原のその先に光徳牧場がある。
そばの並木道のかなり上の方の位置で、オオアカゲラが餌をくわえて巣穴にいるヒナ(かなり育っていた)に与えようとしていた。
腹と下尾筒は淡い赤、側胸と脇には黒褐色の縦斑がある。
ちなみにアカゲラは23pでムクドリくらい。
奥日光 光徳牧場付近で撮影。

H ブッポウソウ ヒナ 

九州以北は夏鳥  
7月に入って長野県天龍村へブッポウソウの子育てや親鳥の様子を観察に行って来た。
その時、ヒナの一番元気の良いのが巣箱から今にも飛び出そうと身体をのりだしていた。
天龍村役場の屋上には大きな巣箱がかかっている。巣箱の中にカメラが入っているので、事務所から中の様子がしっかり見られる。
5羽のヒナの中、餌を一番にねらって大口を開けて親鳥からもらっていたのがかなり大きくなっていた。天龍村は村全体でブッポウソウを大切にしていた。巣箱は天龍小学校のこどもたちが毎年巣箱をつくりブッポウソウの繁殖を助けているそうだ。
保護者等地域の大人たちが協力して村内各地に巣箱かけを行っているそうです。
天龍村自慶院の境内で撮影。

I ブッポウソウ 成鳥 

夏鳥 長さ29,5p ドバトよりやや小さい。
長野県小渋湖を訪ねた。ここでは、ブッポウソウが自然の中で繁殖していた。
四徳橋というダンプカーが行ったり来たりする橋の穴を利用して子育てしていた。また、林の中でも子育て中の親鳥は、湖の上に飛びだして空中で獲物を捕まえている様子だった。
身は全体が緑がかった青色で頭は黒っぽく、嘴は赤く目立ち、足は赤く短い。飛翔時には翼の先の方に水色の大きな斑が出る。幼鳥は嘴が白く全体の色も鈍い。
ブッポウソウは「ゲゲッーゲゲゲ・・・」と飛びながら鳴く。
冬は東南アジアにいて、暖かくなると繁殖のために日本はじめ東アジア各地に渡る。
仏法僧の名前は夜に「ブツポウソウ」と鳴くと平安時代から千年以上に渡って信じられてきたことから定着したものだそうだ。本当の声の主がコノハズク(フクロウの仲間)だと判明したのは昭和の時代になってからのことだそうです。両者の生息域が重なっていたこととブッポウソウの色鮮やかな姿が鳴き声のイメージを作り上げたといわれています。 
長野県小渋湖で撮影。

  
     


    



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