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   2016年 冬の鳥 (12月)

                写真・文:藤岡清子さん
@ オシドリ (オス)
     

全長 41p〜51p
冬鳥 留鳥として全国に生息し、北海道 東北では夏鳥。
地元 散在が池ではすでに飛来している。木の上から池に飛び落ちる様子をみかける。
主に植物食で特にドングリを好んで食べる。
オスは細くかすれて濁りのある金属的な声「ビュイービュイー」また、高い笛の様な「ピュピュピュピュ」
メスは犬の様な甲高い「キャッ」そして飛びながら繰り返し鳴く「ケ―ッ、ケ―ッ」ニワトリの様な「カカカカカ」一音づつ区切って速く鳴く。散在が池にて撮影。

A キンクロハジロ (オス) 

全長40p〜47p 
冬鳥として全国に渡来する。
オスは金色の目、黒い体、羽の一部に白色があるところから付けられた名前。後頭部に飾り羽があるのが特徴。潜水ガモとも言われている。
湖沼、池、河川の河口域から中流域にすみ、あまり海には出ない。都市公園で人が与えるパンくずなどの餌に群れて環境に順応性がある。
貝、水生昆虫、エビ、小魚、カエルなど水辺の小動物を好む。鎌倉市岡本やと池児童遊園で撮影する。

B キョウジョシギ

珍しい鳥をご紹介します。旅鳥 全長22p幼鳥の様に見える。足も頸も短くずんぐりした体型。本来成長のオスは白地に黒色、オレンジ、歌舞伎役者の派手な化粧を彷彿させるとてもカラフルな羽の色。
名前は「京女」の音読みに由来。古都の女性のようにあでやかというところから付けられた種名。小石やごみ、貝殻を裏返して捕食するため干潟や海岸の砂浜、河原などに渡来する。カニ、ヨコエビ、昆虫、ゴカイ、貝{アサリ}魚の死体を好む。
三番瀬で撮影する。

C オオソリハシシギ

珍しい鳥です。旅鳥 全長41p。
背が高く脚が長くスマートなシギ。太くて長い嘴がわずかに上に反っている。嘴の先端は黒いが基部はピンクに近い。夏羽は腹部がオレンジ色になる。
干潟に渡来し主に泥の中に潜む小動物を捕食する。特にゴカイを好む。他にカニ{チゴガ二} エビ貝、昆虫、小魚などを食べる。  
谷津干潟にて撮影。

D マミチャジナイ

珍しい鳥です。旅鳥  全長22p 
胸腹部が橙色でアカハラと言う冬鳥に似ているが白色の眉斑があることが特徴。キリリとした印象を受ける。
平地から山地の雑木林に立ち寄ることが多い。比較的明るい林を好み市街地の公園に現れることがある。
ムクノキ、ミズキの実など植物質に加えミミズ、昆虫{コオロギ、ゴミムシ、ガの幼虫}クモ 貝(マイマイ)等を食べる。
葛西臨海公園にて撮影。

E ミサゴ

留鳥 オス54p メス64p トビ位の大きさのタカ。
翼の下面が白く体のサイズに対して翼が長い。胸に褐色の帯状斑が特徴。
河口や湾に飛来して、水面にダイビングして魚を捕える。捕えた魚は頭を前にしてタオルを絞る様に足を前後させ握って持ち運ぶ。木の枝、杭の上でおさえながら食べている所をよく見かける。足で獲物をつかみとることから「水さぐる」が和名の由来。
境川遊水地の上空をカラスとバトルしながら飛翔していた。

F トビ

留鳥 オス59p メス69p トンビではなくトビが正しい。身近なタカ類。
この鎌倉には海上、砂浜、今泉台住宅地のあちこち、散在が池の上空、ありとあらゆるところで見られる。
上昇気流を利用して、輪を描くように帆翔(翼を広げたままほとんど羽ばたかないで飛ぶこと)して尾羽は比較的長く先端がバチ状態で他の猛禽類との識別になる。
飛翔しながら獲物を探し見つけると急降下して足ですくうように捕獲する。鎌倉は観光地なので人の食べ物をねらう個体もいるので要注意である。散在が池上空のトビを撮影。

G カワラヒワ 

留鳥 漂鳥  全長15p 
肌色の嘴と翼の黄色斑が特徴の小鳥。
「キリキリ コロコロ」と鳴く。
平地林から山地林、農耕地、草地、公園等様々な環境で見られる。冬は数十羽の群れを形成する。植物食で主に植物の種子を食べる。河原に生息するヒワ(アワやヒエを食べる)が和名の由来。
嘴は太く短く肌色、尾羽は凹尾。 
境川遊水地の近くで撮影。

H ハッカチョウ 

留鳥 全長27p 
移入種 市街地、農耕地にかなり増えている。柏尾川に沿って行くと集団で電線に止まっているのをよく見かける。
嘴は白く嘴の付け根に房状の冠羽がある。翼に白斑があり飛翔時には、それがよく現れる。
キュンキュンときれいな声で鳴く。
金井遊水地近くで撮影。

I ヤマガラ 

留鳥 全長14p 
庭の枯れ枝に止まり「二―二―」「二―二―」と鼻にかかったような甘えた声で毎日、朝から来て餌台にひまわりの種が置いていないと催促している。
堅い木の実やミノ虫を両足で挟み器用につついて食べる。この習性を利用して昔はお祭りの屋台等でおみくじを引かせた。食性は昆虫、クモ、木の実はカシ、エゴノキの実など植物質が増えているようだ。
我が家のブルーベリーが紅葉して、近くに来たヤマガラの胸の色が良く似ている。とてもきれいな鳥である。

  
     


    



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