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   4月の鳥たち
            (平成26年 4月)

                (文と写真:藤岡清子さん)
  @ ヤマガラ 

留鳥 長さ14p

散在が池をぐるっと回っていると「ツツピーツツピー」とのんびり鳴いて新芽をついばんでいた。 別の場所のヤマガラは大きなガを捕えてきて枝にかけて足指でおさえて何回にも分けて食べていた。



  A メジロ 

留鳥 長さ12p

今泉台1丁目地蔵前の階段を上り途中で桜の木を眺めていると花弁は散ってしまったが、 がくの中におしべ、めしべが残っていて蜜があるのか嘴をのばして吸っていた。 「チョリチイ チイチョ チョリチョ チュリ」と1羽なのに沸き立つような早口のさえずりがよく聞こえた。




  B ヒヨドリ 

留鳥 長さ28p

今泉台1丁目地蔵前の階段を上りきった位置でヒヨドリが体を反らせて桜の蜜を吸っていたのを撮影する。 「ピーイピ―イピ―イ」「ヒーピッピッピッ」と甲高い声で鳴く。




  C コゲラ 

留鳥 長さ15p

地蔵前の階段を上る途中で「ギイ」と鳴く声でコゲラをみつけた。 木立の垂直な幹を自在に移動する特技がある。 樹皮の隙間に潜む好物のクモや昆虫を探し回る。繁殖期には「キッキキキキキ」とさえずる。 音が反響しやすい空洞の幹を嘴で小刻みに叩き付けてドラミングと呼ばれる「コロロロロ」という音をたて、メスに求愛する。


  D ビンズイ 

留鳥 長さ16p

今泉台の地蔵前階段の途中で見慣れない野鳥を見つけて、早速詳しい方に写真判定してもらった。 この今泉台でビンズイがいることに驚く。 平地から山地の灌木や岩の散在する高原、明るい林等に生息、越冬期には林床のよく整理された松林を好む。 まさに今泉台はビンズイの好む条件が満たされている所なのだと思う。 「チクチャク、チッ、チャッピッチッ、チリリリ、ズイ―ン」と早口で複雑で陽気な歌声。 顔の特徴は明瞭な眉斑と頬に小さな白斑と黒斑がある。




  E ホオジロ 

留鳥 長さ17p

今泉台の地蔵前階段の途中土手の木々を動きまわっていた。 白い頬は意外に小さく名前ほど目立たない。草地や雑木林の林緑に暮らす。 草むらの中に枯れ草や葉を用いて巣をかける。 来年も同じ場所で繁殖しようとするオスは秋に再びさえずりをして翌年の縄張り確保につとめる。 「チョッピーチュチュリチュチュチュ」などとさえずる。明治時代の手紙の書き出しで知られる「一筆啓上仕候」と聞きなされるが字余りぎみ。




  F ガビチョウ 

特定外来生物 長さ20〜25p

今泉台地蔵前階段途中で「キョビキョビ キョイキョイ チョビチョビ・・・」と朗々と歌う。 飼い鳥として江戸時代より日本に輸入していた。1980年代に九州で1990年代に山梨で野外観測されて以来徐々に分布を広めている。 雑木林にすむが林床をネズミの様にすばやく移動する。 生息環境が重なるウグイスなどに影響を及ぼしている様子。 絶え間なく鳴き続ける声は声量があり過ぎて、近くでは耳に痛さを感じるほど。



  G カワラヒワ 

留鳥または漂鳥 長さ15p

鎌倉円覚寺前の線路際の低木で観察する。 繁殖期には「キリリリ・・・」「キュキュキュ・・・」「チュチュチュ・・・」「ツイツイツイ・・・」 と情熱的に歌うほか「ビイーン」という特徴のある声も混じる。 飛び去ってはまた同じ木の枝に来る。繁殖期は一定の区域を動き回って樹上や地上で主に草木の種子を採食する。 他に昆虫類等も採食する。



  
     


    



今泉台町内会館



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