本文へスキップ


 今泉台町内会ホームページへ
 ようこそ!!

  




   2022年 冬の鳥

                写真・文:藤岡清子さん
@ キジバト 全長33p
     

留鳥または漂鳥。全国に普通に見られる鳥。
一年を通して、つがいで生活するものが多いが、厳寒期には群れを作ることが多い。
オス、メス、同色、全体に褐色。頸の横にある青灰色と紺色の縞模様が他のハトとの識別になる。
広い空き地で草の実や種子を食べていた。時には動物食も食べる。
「デデ―ポーポオ」などと鳴く。
11月16日 境川遊水地公園近辺にて撮影。

A ダイサギ 全長80〜104p
  コサギ  全長55〜65p
     

ダイサギ
夏鳥または留鳥。南西諸島では旅鳥または冬鳥。夏羽は嘴が黒く脚は黒い。冬羽は嘴が黄色だが先端にはわずかに黒さが残る。脚は黒い。口角は長く目の後方まで伸びている。水中を歩きながら魚類やカエルなどを捉える。縄張り争いの時は「グァ」や「グァァァ」と鳴く。白サギの仲間では一番大きい種類。
コサギ 
留鳥または漂鳥。通年、嘴の色は黒く 足指は黄色。夏羽は後頭に2本の長い冠羽があり、胸や背中側の飾り羽がのびる。冬羽は飾り羽が短くなる。鳴き声は「ガァー」。白さぎの仲間では一番ちいさい。

ダイサギとコサギが仲良く並んだ珍しい光景である。
11月16日 俣野遊水地にて撮影。

B カルガモ 全長61p


留鳥または漂鳥。全国に生息している鳥。北海道では多くは夏鳥。
カルガモは草むらに巣を作り10個くらい卵を産んで育てる。日中は休息して夕暮れから活発に行動する。
落穂や青草、根、種子を採食。鳴き声は「グェッ、グェッ」と鳴く。
一年を通して同じような場所で見られる。羽を開いて美しい姿が見られた。
11月16日 今田遊水地にて撮影。

C マガモ 全長59p

冬鳥または漂鳥。全国に渡来する。
日中は水面上で休息し、夕暮れに飛び立ち採食場へ行く。水田や浅い水辺などで、落穂やイネ科の種子などを採食する。また青草や根も食べる。
中央の尾羽は上にカールしているのが特徴。鳴き声はわりに大声で「グワーッ」「グェ」「グェ」と鳴く。
マガモのオス2羽が美しい色をした姿で泳いでいた。
11月16日 今田遊水地にて撮影。

D アオジ 全長16p
          (スズメより大きい)
  

漂鳥。全国に生息する。中部地方以北で繁殖して、関東地方以南で越冬する。
うす暗い林やささ藪、葦原などを動き回り、ちょっとした物音でも「チィチィ」と鳴いて藪の中へ逃げ込む。昆虫類やクモ類、草木の種子を採食する。
「チィチョチ―チョチョ、ピーチチョー」とさえずる。黄色っぽい鳥。
12月7日 鎌倉中央公園にて撮影。

E カシラダカ 全長15p
         (スズメより少し大きい)


冬鳥。主に本州以南に渡来する。北海道では多くが旅鳥。少数が越冬する。
カシラダカは群れで生活する。林縁部や林に近い草地で生活する。少しの物音ですぐ飛びあがる。
冬羽をしているため、額から後頭と顔は淡い褐色で黒褐色の班がある。頭頂部の羽を膨らませるように立てている。
越冬中は主に草木の種子を採食し昆虫類やクモ類を食べる。普段は「チッ」と鳴く。
中央公園の奥の方で群れで動き回っていたのだが、動きが早くて写真撮影は難しかった。
12月7日 鎌倉中央公園にて撮影。

F コハクチョウ 全長120p

冬鳥。本州以北に渡来するが局地的で特に日本海側が多い。
オス、メス同色。嘴と足以外は白く、オオハクチョウよりは頸が短め。渡来しているハクチョウは、コハクチョウが多い。嘴の黄色の部分は丸みがあり面積がオオハクチョウより狭い。
落穂や青草、草の根などを食べる。
低い声で「コー」と鳴き オス、メスで「コーコー」と鳴き交わす。
群馬県の多々良沼に渡来しているとのことで行ってみた。ボランティアの方がバケツにいっぱい食パンを持って沼の近くへ近寄って行くと、沢山のコハクチョウが寄ってきて大きな口を開けて上手くキャチしていた。
12月19日 群馬県多々良沼にて撮影。

G オナガガモ 
  全長 オス75cm メス53cm


冬鳥。冬鳥として全国に渡来しハクチョウが餌付けされている所には特に多い。この多々良沼には100羽以上が群をなしていた。餌付けをしている場所で最初に人間に近づいて来る尾羽の長いカモ。
オスは嘴の色は黒く、嘴の両側は鉛色、頸から胸が白いこれはオスの特徴である。メスの嘴は黒く鉛色は少ない。
嘴を水面這わせて泳ぎながら採食をして、逆立ちをして食物をとる。
「ビュルッ、ビュルッ」などと鳴く。
12月19日 群馬県多々良沼にて撮影。

H ホオジロ 全長17p
     (スズメより大きく尾羽が長い)
 


留鳥または漂鳥。一年を通じて開けた明るいところを好んで生活するのが普通。渡良瀬遊水地の谷中湖畔の木々の高い所の明るい場所で姿を見せてくれた。
鳴き声は「チチッ」「チチッ」と2声続けて鳴くことが多い。「一筆啓上仕り候」「源平ツツジ白ツツジ」など聞きなす複雑な声でさえずる。
写真のホオジロはオスである。
オスの特徴は耳羽と言うところと顎線が黒い。眉班と頬の線は白い。
12月19日 渡良瀬遊水地谷中湖畔にて撮影。

I カンムリカイツブリ 全長56p


冬鳥。日本では九州以北に渡来する。
湖沼で繁殖し内湾や河口や大きな湖沼で越冬する。繁殖期は縄張りを作って生活する。
潜水して、主に魚類をとらえて昆虫類も食べる。
オス、メスが頸を左右に振りながら「カッ カッ カッ」と鳴きあう。
越冬地では1羽から10数羽が、春の渡り期には大群になる。
このカンムリカイツブリは冬羽の為、嘴の色はピンク色、頭頂は黒いが冠羽は短めで顔の飾り羽はない。大型のカイツブリ類。
12月19日 渡良瀬遊水地谷中湖にて撮影。

  
     


    



今泉台町内会館



開館時間
月〜金    9:00 〜 17:00
土      9:00 〜 12:00

事務所業務・電話受付時間
月〜金   10:00 〜 12:00
      13:00 〜 16:00
土     10:00 〜 12:00

〒247-0053
鎌倉市今泉台4丁目6番13号

TEL /FAX  0467-46-4616
imaizumidai4613j@yahoo.co.jp

著作権について

当サイトに掲載された文章・画像・映像等、全てのコンテンツの著作権は今泉台町内会、あるいは寄稿者に帰属します。
当サイトに掲載されているこれらのコンテンツについては、権利者の許可なく複製・転用することを禁止します。

あなたは何番目?




現在の閲覧者数