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   2021年 夏の鳥

                写真・文:藤岡清子さん
@ ヤマガラ 全長14p
     

留鳥または漂鳥。ほぼ全国に生息する。
5月の始め散在が池付近で、大きな青虫を逆さの状態でくわえていた。きっとヒナに与える餌であろうと想像した。草木の種子、昆虫類、クモ類も採食する。
全身が橙色で頬がクリーム色のカラ類である。
5月1日 散在が池周辺にて撮影。

A オオルリ 全長16p

夏鳥。スズメより一回り大きい鳥。
我が家から山を見上げたところ、毎年やって来たときに止まる同じ木に今年も止まって、盛んに鳴いていた。
あまりにも遠い距離なのでシルエットのような写真になった。
5月なので繁殖期なのだろう。一定の縄張りを持って生活し、縄張り内にある高木の目立った所に止まって、さえずりながら見張りをするという生態を持っている。
「ピーチュイチュイビージジ」など、さわやかにさえずる青い鳥である。散在が池周辺でもさえずっていた。
5月8日 今泉台にて撮影。

B キビタキ 全長14p(スズメ大)


夏鳥。九州以北に夏鳥として渡来する。
枝に垂直に止まり、時々空中に飛び立って元に戻ることを繰り返していた。縄張り内を移動するようだ。
昆虫類やその幼虫、クモ類などを採食し、木の実も食べる。
橙色をした黄色い喉を膨らませて複雑な声でさえずっていた。
5月9日 舞岡公園にて撮影。

C オオタカ   
 全長 オス50p メス56p


留鳥または漂鳥。全国に生息する。
早朝、今泉台から、かなり高い山の方を見上げたところ、真っ白いお腹をしたオオタカが木に止まっていた。
急いでカメラを構えて撮影をした。あまりにも遠いのではっきりとは分からないが、お腹には横班がある。虹彩は黄色なのでメスの様だ。虹彩が赤いのはオスである。
尾羽には褐色の帯が5本あるがこの写真では分からない。
今回初めて今泉台からとらえることが出来て感動した次第である。
時間にして7〜8分止まっていたが突然飛び去ってしまった。
5月17 日 今泉台の我が家にて撮影。

D カイツブリ 全長 26p  

留鳥。東北地方以北と積雪の多い地域では漂鳥。
水面に垂れ下がった木の枝の上や葦の茎などに、水に浮いているように見える巣を作る。
尾羽はほとんどなく、カイツブリ中、最小で頸も短い。
繁殖期は縄張りを作って生活する。警戒の声は「ピッ」と強く短い。繁殖期の昼夜「キュリリリ・・・」とけたたましくディスプレイの声でオス、メス 鳴き交わすこともある。
夏羽の成鳥の頭は黒く、顔から頸は赤褐色。冬羽は全体に淡色。
今年は4羽のヒナが孵ったのであるが、行くたびに少なくなっていた。2羽のヒナが親鳥にくっついて泳いでいた。
無事に育ってほしいと願ってしまった。 
6月8日 金井遊水地にて撮影。

E カルガモ 全長 61p


留鳥または漂鳥。全国に生息するが北海道は大部分が夏鳥。近年生息数が増えて市街地の川や公園の池などにいる。
日中でもよく採食する。植物の種子などを食べる。水辺近くの草地に枯草や皿型の巣を作り産座には自分の腹部の羽毛を敷く。
柏尾川沿いに沿って4羽のヒナを引き連れてカルガモの親がまっすぐ進んでいた。本来ならもっと沢山の数がいるはずだが、きっと何かに狙われてしまったのだと想像した。
6月8日 柏尾川にて撮影。

F サンコウチョウ 
 全長オス45p、メス18p

夏鳥。散在が池の周りは、杉、ヒノキなどの針葉樹林で囲まれている。こうした林を好んで生活するようだ。
林の中を動き回り明るい所には出ないで「フィチィ、ヒィイチホイホイホイ」とさえずり、これを「月日星ホイホイホイ」と聞きなして三光鳥となった。
オスの尾羽は30pも余分につけて飛ぶのだが、今年のオスはどうしたわけか尾羽が短い。散在が池に来たオスが短かったようで、他の地域のサンコウチョウのオスには長い尾を持ったものがいた様だ。
6月2日ごろから上から垂れ下った3本のつるに巣を作り始めていた。杉の皮やクモの糸を運んで来てどんどん大きくした。次第に中に入ってオス、メスが交替で抱卵し始めた。
オスのアイリングはコバルトブルーで幅広くきれいである。嘴は水色である。
オスの抱卵中の写真。
6月15日 散在が池周辺にて撮影。

G サンコウチョウ(オス)親鳥

すでにヒナが巣から出てしまったようだった。木々のあちこちでヒナが飛び回っていた。
巣には戻らずしばらくは周辺で生息するようだ。親鳥も巣から離れて木に止まっていた。
尾羽の短いタイプである。
散在が池周辺で観察出来て満足した次第である。
7月6 日 散在が池周辺にて撮影。

H ツミ(メス)
 全長オス27p メス30p


夏鳥。一部は漂鳥。  
藤沢のケヤキの街路樹にツミがヒナを孵していると聞き、現地に赴き、ようやくツミを確認出来た。
高いビルから顔を出してヒナに与える餌となる生き物を見つけていたようだ。そのうち、何かを捕まえてきて近くのケヤキで羽をむしって内臓を食べ始めた。それから別の木にいるヒナたちのところへ移り、持ち運んだ2本脚の獲物を嘴で引きちぎってヒナ達に与え始めた。4羽のヒナ達は大きな口を開けてほしがっていた。
写真のツミの虹彩が黄色であるのでメスと思われる。オスの虹彩は赤い。
6月13日 藤沢ホームセンターそばにて撮影。

I ツミ(ヒナ達)


大きなケヤキの中に枝を幾重にも重ねた巣の中で4羽が無事に孵った。
まだ、自力では飛べない。親鳥が餌を運んで来るのをジーと見ていた。
ヒナが動き出すと近くに親鳥が来ることが分かった。ヒナの羽が白くてかわいらしく感じた。
写真のヒナは4羽中の2羽である。
6月13日 藤沢ホームセンターそばにて撮影。

  
     


    



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