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   2020年 夏から晩秋の鳥

                写真・文:藤岡清子さん
@ ツバメ(幼鳥)全長17p
     

夏鳥。住宅地の電線に今年孵った幼鳥が5〜6羽止まっていた。まだ自ら餌が採れないらしく親鳥が来るのを待っていた。
親の姿を見つけると、我先に餌が欲しいと言わんばかりに大きな口を開けて鳴き叫んでいた。 
7月16日 今泉台 撮影。

A ルリビタキ(オス)全長14p

留鳥(漂鳥)。毎年涼みに行く奥庭荘には、鳥達の為に小さな池をご主人が作ってくれている。雨が降らないと水を補給してくれているのを鳥達は知っている。
そこへルリビタキのオスが飛んできた。
オスは成長羽に達するまで3年かかると言われている。この鳥の色を見るとまだ完全な夏羽ではなさそうである。同行した専門家に言わせると2年目くらいだそうである。
7月21日 富士山五合目奥庭荘 撮影。

B ウソ (オス)全長15.5p


留鳥(漂鳥)。平地から山地の林に生息、繁殖期は平地から亜高山帯の主に針葉樹のある林に生息し主に草木の種子や芽を採食し昆虫なども食べる。秋から冬にかけて平地に下って来て特にソメイヨシノのつぼみを好んで食べているのを見たことがある。
鳴き声は口笛の様な声で「フィフィ」と鳴く。
奥庭荘の池にきて水浴びをするところである。オスは喉と頬が赤い。次にメスの姿を比べてほしい。
7月21日 富士山奥庭荘 撮影。

C ウソ(メス)

大きさはオスと同じである。喉と頬は灰褐色でオスより地味である。
7月21日 富士山奥庭荘 撮影。

D スズメ(幼鳥)全長14p 

留鳥または漂鳥。散歩中、木々の中でジーとしている鳥を見つけ観察すると、くちばしの根元が黄色くていかにも幼鳥らしかった。
樹上や地上で昆虫類、草木の種子などを採食する。
オスメス同色であるが、目先から喉にかけてはまだ真っ黒ではないのでもっと成長すると濃くなると思われる。
8月16日 今泉台住宅地 撮影。

E アオゲラ(オス)全長29p


留鳥。平地から山地の林に生息。アカゲラに比べて広葉樹林や混合林を好んで生息する。散在が池を見ながら山道を上がって行った時に「ケケケケ」と大きな声がした。目の前の大木に飛んで来て止まったと思ったら木の周りをくるくる回り餌探しをしているようだった。
クモ類、昆虫類などを食べ、秋から冬は木の実も食べる。
巣は生きている木に穴を掘ることが多い。繁殖期にはオスメスとも口笛の様な声で「ピョーピョーピョー」と3声で鳴く。
この鳥は前頭から後頭が赤いのでオスである。10月31日 散在が池 撮影。

F カワウ(婚姻色)全長 81p 
        翼開長129p

オスメス同色。
嘴は黒ずんで顔を囲む部分が白く足の付け根には白い羽毛が生えている。これは繁殖期の特徴である。
大船駅の裏に柏尾川が流れている。餌が充分あると思われる。カワウが群れているのをよく見かける。10月27日 柏尾川沿い 撮影。

G モズ(オス)全長20p

留鳥または漂鳥。平地から山地の開けた環境にいる。本州中部以南では平地にいる。
他の鳥達より早くから繁殖を始める。
非繁殖期は一羽で強い縄張りを持って生活をする。縄張りをつくる為に秋には良く鳴いて争ったりする。
初秋から始める縄張り宣言のさえずりを「モズの高鳴き」という。「キィ・・キョ・・・キリッキキキリリリ」などと鳴く。
オスは過眼線が太くて黒い。
大庭城址公園へ行く途中で長い時間電線に止まっているのを観察する。
11月1日 大庭城址公園近く 撮影。

H ダイサギ 全長80〜104p
     翼開長140〜170p


漂鳥、一部冬鳥。平地から丘陵などにある林に他のサギ類と混じってコロニーをつくる。
体に水が付かない程度の深さの水辺をゆっくり歩いて魚類を探す。嘴で挟んだり刺したりして採る。
縄張りに侵入する他のダイサギを「ガァァァ」「ガガガ・・・」と鳴いて追い払う。
オスメス同色。冬羽では嘴はすべて黄色く、眼先も黄緑色。
日本にいる白サギの類では、最も大きい。
11月17日 境川遊水地 撮影。

I オオバン 全長36〜39p

東北地方北部以北では夏鳥、それより南では留鳥または冬鳥。平地、河川、湖沼、池などに生息。広い水面を泳いでいることが多い。
歩行もする。
全身が灰黒色で、額に白く盛り上がる額板がある。嘴も白い。足の指には水かきがあり弁足という。
水草の根や葉を好んで食べる。越冬中は数羽か数十羽、時には数百羽の群れで生活する。
11月17日 境川遊水地 撮影。

  
     


    



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