本文へスキップ


 今泉台町内会ホームページへ
 ようこそ!!

  




   2018年 晩秋から冬の鳥 (10月)

                写真・文:藤岡清子さん
@ コゲラ 留鳥 全長15p
     

ギィー、ギィー、ギギッ、キキッ キッキッキッの声に今泉台町内 地蔵前階段の中腹でコゲラを探していたら、枯れた 木の先端でまるでスカートを広げた様な美しい模様の羽を見せてくれた。
幹をぐるぐる回りながら樹皮や幹の隙間の幼虫や卵をつついていた様子。
10月下旬に午後 地蔵前階段にて撮影。

A カワウ 留鳥 全長80〜101p 

南西諸島では冬鳥。
様々な水辺でグァッ、グァッ、クルルル、などと鳴く。
10月末に新潟県の福島潟へ行った時に水の中からセイタカアワダチソウが生えていた。そばにカワウがまるでお花をかかえているような感じで座っていた。とても面白い光景であった。
10月末 福島潟にて撮影。

B トキ 留鳥 全長55〜60p

佐渡島へ10月末にトキを観察に行き、幸運にも撮影が出来た。
国の特別天然記念物トキの放鳥が新潟県佐渡島で始まってから、2018年9月25日で10年が過ぎた。
国内では野生個体が全滅したため、保護政策により放鳥された個体が現在370羽になった。と先日朝日新聞に掲載されていた。
トキが飛翔した時のトキ色(朱鷺色)はとてもきれいで美しく、歓声を上げてしまうほどであった。
10月末 新潟県佐渡島にて撮影。

C トキ

農家は「生き物を育む農法」と銘打って、減農薬、減化学肥料に取り組み、さらに、田んぼに「江」という深みを作り、年中えさになる昆虫や魚が生きられるようにしている。
島民はトキを見たら専用電話へ連絡する。
共存のルールがあり、巣には近づかない。観察は車の中からする。
その為我々もバスの窓を開けて中から撮影をした次第である。時々、監視役の人が乗った車がバスの後ろにくっついていた。
それでも、トキが集団で餌を食べている姿をみると感動してしまった。
10月末、新潟県佐渡島にて撮影。

D オシドリ 冬鳥 全長45p

夏は寒冷な地域の森で繁殖。秋には温暖な森に移動する。一番好きなのは、どんぐりのなる木が多く、枝が水面にせり出しているようなところ。
昼は木陰など薄暗いところで休み、夕方からクェッとかチュビッと鳴いて活動を始める。
この日は池の奥の方で鯉がすごい音をたててはねた瞬間、オシドリが驚いて、20羽くらいが一斉に飛び出してきた。午後2時頃のできごとだった。
11月中旬 散在が池にて撮影。

E セイタカシギ 留鳥 
 全長35〜40p

1970年代までは、まれに見られる旅鳥だったとのこと。しかし、整備された湾口の自然公園などに徐々に定着。
東京都大田区六郷土手に出かけたこの日は、かなり多くのセイタカシギを観察できた。主に汽水〜淡水域に生息し、海岸にはあまり出ない。
足が長いので採食に丁度良い深さの水辺に生息している。飛翔すると、長い足をピーンと伸ばして赤い足がめだつ。
警戒すると「ケッ、キッ」と鳴き交わす。
11月下旬 東京都大田区六郷土手にて撮影。

F ハイタカ 留鳥/漂鳥 
 全長30〜32.5p


平地から山地の林に生息。
羽ばたきと滑空を繰り返しながら小鳥を追いかけて柏尾川の上空を飛んでいた。
翼指は6枚、尾羽が長く見える。喉から腹は白く横班がある。ツミやオオタカに似ているので識別が難しかった。
12月下旬 柏尾川から金井遊水地にかけて撮影。

G ホオジロ 留鳥 全長16.5p

スズメよりやや大きく、全身が赤味を帯びた褐色である。顔の黒と白の模様が特徴的で、名前のように頬の辺りが白く見える。
渡良瀬遊水地でススキの茂っているところを歩いていると、「チチッ」と2音で地鳴きをしていた。すぐそばの枝に止まっていた。
秋から冬はカヤツリグサ、ススキ、タデ、の実を食べる。繁殖期は主に昆虫類の動物質を食べる。 
1音で「チッ」は、アオジ、カシラダカの地鳴き。
12月末 渡良瀬遊水地にて撮影。

H アオゲラ オス 留鳥 全長29p

ハトくらいの大きさ。
このアオゲラは、頭頂から後頭部が赤いのでオスである。メスは後頭部だけが赤い。
座間谷戸山公園のうす暗い広い雑木林でピョーピョーピョーと三声続けて鳴いたので、アオゲラのいることが判明した。よく見ると、木の洞に体を半分入れて嘴に幼虫の様なものをくわえて顔を出しては食べていた。木の周りをぐるぐる動きながら別の木に飛んで行った。
2019年1月 座間谷戸山公園にて撮影。

I ジョウビタキ メス 冬鳥
 全長14〜15p


座間谷戸山公園に大きなロウバイがある。かなり遠くからでもよい香りがする。
そこへ毎年、ジョウビタキのメスがやって来る。周りには紅梅もあり、先ずそちらへ入り、次第にロウバイの木へと移って来て、遊んでいる様子。
たまに土手に降りて虫をくわえている。
メスは全体が薄茶色、腰から尾羽は橙色。翼には白斑があるがオスよりは小さい。
メスの顔はかわいらしくてバーダーからは好まれている。
2019年1月 座間谷戸山公園にて撮影。 

  
     


    



今泉台町内会館



開館時間
月〜金    9:00 〜 17:00
土      9:00 〜 12:00

事務所業務・電話受付時間
月〜金   10:00 〜 12:00
      13:00 〜 16:00
土     10:00 〜 12:00

〒247-0053
鎌倉市今泉台4丁目6番13号

TEL /FAX  0467-46-4616
imaizumidai4613j@yahoo.co.jp

著作権について

当サイトに掲載された文章・画像・映像等、全てのコンテンツの著作権は今泉台町内会、あるいは寄稿者に帰属します。
当サイトに掲載されているこれらのコンテンツについては、権利者の許可なく複製・転用することを禁止します。

あなたは何番目?




現在の閲覧者数